2025/02/05
リース契約というと新車カーリースを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、条件が合えば中古車リースの方がお得に利用できることをご存知でしょうか。この記事では中古車リースのメリット・デメリット、リース会社の選び方について解説します。
目次
中古車カーリースの仕組み自体は、新車カーリースと大きく変わりません。車両取得費から契約満了時の残価(残存価格)を差し引き、契約期間に応じて月額料金が算出されます。
単純に表すと、車両取得費が240万円、残価が120万円であれば、差し引き120万円を契約月数で支払うことになるのがカーリースの仕組みです。(実際の月額料金には、自賠責保険や税金などのランニングコストも加味されます)
リース契約の仕組み自体は同じですが、中古車と新車にはそれぞれ決定的な特徴があります。それぞれの特徴を知ったうえで、自分に合った契約プランを選びましょう。
中古車カーリースは、リース会社が所有している中古車在庫の中から借用車両を選択します。そのため、新車カーリースよりは納車までの期間が早いことが特徴です。一方、中古車在庫がない車種は契約できないため、選択肢の幅は狭まります。
また、中古車は車両取得費を低く抑えられますから、月額リース料金も安く抑えられます。リースにかかるトータルコストを重視する方には、中古車カーリースがおすすめです。
新車カーリースの場合、原則として希望する車種に制限はありません。希望車種をリース会社が購入して貸し出してくれるため、新車購入と同じくらい自由度が高いです。また、新車は中古車よりも耐用年数が長いため、それだけリース期間を長くすることもできます。リース期間を伸ばして月額費用を低く抑えられることも、新車カーリースならではの特徴です。
中古車カーリースと新車カーリースの違いとしては、契約満了時の車両返却も挙げられます。新車カーリースは車両を返すことが一般的ですが、中古車カーリースでは契約満了時に車両をもらえることも多いです。
新車カーリースではなく中古車カーリースを利用するメリットとしては、次の3点が挙げられます。
これらのメリットに魅力を感じる方は、中古車カーリースを契約してみてください。
先述したとおり、中古車両は取得費用が安いので、月額リース料金も低く抑えられます。毎月の負担を抑えて車に乗りたい方には、中古車カーリースがおすすめです。
中古車カーリースは既に車両在庫が用意されているため、納車までの時間が短いこともメリットです。新車カーリースでは納車まで1か月以上かかることもありますが、中古車カーリースは登録手続きが済み次第利用できます。すぐに車両を用意しなければならない場合も、中古車カーリースを選ぶといいでしょう。
新車カーリースは取得費用が高額になるため、原則として数年単位の長期契約が求められます。一方、中古車リースであれば1か月単位の短期契約も可能です。数か月間だけ車が必要になった場合は、レンタカーより中古車カーリースの方がトータル費用を抑えて車を用意できます。
中古車カーリースには多くのメリットがありますが、利用する際は次のデメリットについても知っておきましょう。
中古車カーリースはリース会社の在庫の中から車種を選ぶため、選択肢は広くありません。車種にこだわりがある方にとっては、デメリットといえるでしょう。
自由にカスタマイズできないことも、カーリースならではのデメリットです。車両は原状回復して返却しなければならないため、カスタマイズすると違約金が発生することは覚えておきましょう。(契約満了時に車両を引き取れる中古車カーリースでは、カスタマイズが認められるケースもあります)
中古車カーリース会社は数多くありますが、次のようなポイントを意識して選んでみてください。
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
カーリースは契約プランによって、月額料金に含まれている項目が異なります。たとえばファイナンスリースでは車両取得費や自賠責保険など最低限の費用しか含まれていませんが、メンテナンスリースでは車検費用や消耗品交換費用までもが含まれているのです。
契約期間中のイレギュラーな出費を減らしたい場合は、月額料金に含まれている内容の多さでカーリース会社を選びましょう。
リース契約は基本的には途中解約できません。契約期間満了まで月額リース料金が支払われることを前提とした契約のため、途中解約を認めるとリース会社が損をしてしまうためです。車両が不要になる可能性がある場合は、途中解約ができるサービスを選びましょう。
ただし、途中解約可能なカーリースは多くありません。そのため、途中解約する可能性がある方は月額制カーレンタル「ジャーマン・ファクトリードライビングクラブ(GFG Driving Club)」をご利用ください。1カ月から11カ月までの期間で契約でき、いつでも途中解約可能なサービスです。中古車カーリースよりも使い勝手がいいため、短期契約を希望する方はぜひご検討ください。
ボーナス払いを併用すれば、月額リース料を抑えることも可能です。ボーナス払いはリース会社によって対応可否が異なるため、希望する場合はあらかじめ確認しておきましょう。
リース会社の保証やサポート体制もポイントです。たとえば契約期間内の修理保証や事故発生時のサポートなどをチェックしてみてください。とくに中古車両は故障しやすい可能性があるため、修理対応の充実度は要確認です。
最後に、残価精算の有無も確認しましょう。カーリースでは契約満了時の車両価格「残価」が設定されていますが、実際の車両価格が残価を下回った場合の取り扱いはリースプランによって異なります。
残価精算ありのオープンエンド契約(残価精算型契約)では、想定より下回った差額について契約者が負担しなければなりません。契約満了時の出費を避けたい場合は、残価精算なしのクローズドエンド契約を選びましょう。
中古車カーリースは新車カーリースよりも低価格・短期間で利用できることが特徴です。1年〜3年程度の契約であれば、新車カーリースよりもお得に乗れるでしょう。ただし、カーリースである以上は途中経過が認められません。また、1年未満の契約だと月額費用が高額になりがちです。
1か月単位の契約かつ、途中解約可能なサービスを探している方は、ぜひ月額制カーレンタルサービス「ジャーマン・ファクトリードライビングクラブ(GFG Driving Club)」をご利用ください。クレジットカードを登録するだけで利用できることもポイントです。
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