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リース車が故障した場合はどうすればよい?修理費用の負担についても解説

TOP 車のサブスクお役立ち情報 リース車が故障した場合はどうすればよい?修理費用の負担についても解説

2024/08/30

リース車両の所有者はリース会社なので、税金や自賠責保険については契約者が負担する必要はありません。それでは、リース車両が故障してしまった場合の修理対応や費用負担はどうなるのでしょうか。

この記事では、リース車が故障した場合の対応方法について紹介します。修理費用の負担についても解説するので、リース車の故障に不安を感じている方は参考にしてみてください。

カーリースの利用中に車が故障した場合は?

カーリース契約で借りている車両は、元通りにして返却しなければなりません。つまり原状回復が必要なため、故障してしまった場合は修理しなければならないのです。もしリース車両の故障を疑った場合は、次の順番で対応してください。

  • まずはリース会社に連絡する
  • リース会社の指示に従い修理をする

自己判断で修理するのではなく、リース会社に連絡することがポイントです。それぞれのステップについて解説します。

まずはリース会社に連絡する

リース車両が故障していると感じたら、まずはリース会社に連絡します。リース契約では車両の所有権はリース会社にあるため、修理判断もリース会社が行います。

車両の違和感を放置すると悪化するかもしれませんから、少しでも異常を感じたら早めに連絡しましょう。車の故障を疑っているにも関わらず放置すると、善管注意義務違反を指摘される可能性もあります。

また、故障を放置して「残価」が下がると、契約満了時に清算金を請求されるかもしれません。リース料金は、契約満了時の車両価値である「残価」を前提として決められています。簡単な計算で表すと、車両取得費用が360万円・車両残価が120万円の場合、差し引き240万円を契約月数で分割して支払うのがリース契約です。(実際の月額料金には自賠責保険などのランニングコストも加味されます)

もし車両故障を放置して契約満了時の車両価値が100万円になってしまえば、想定残価120万円との差額20万円を契約者(車両利用者)が負担することになります。特に新車リースの場合は清算金が規定されていることが多いので、あらかじめ契約内容を確認しておきましょう。

外出先で故障した時のことを考えて、カーリース会社の連絡先は常に携帯しておくと安心です。車検証などと一緒に、車内に保管しておくことをおすすめします。

リース会社の指示に従い修理をする

リース会社に車両の不具合を伝えたら、指示に従って修理します。リース会社が修理することもあれば提携している修理業者を紹介されることもありますが、家から近い修理場所を指定することも可能です。

詳しくは後述しますが、自分で勝手に修理すると契約違反を指摘される可能性があるため、必ずリース会社の指示に従ってください。

リース車の修理費用は誰が負担するのか

リース車両の修理費用負担については、それぞれのリース会社によって規定が異なります。一般的なリース会社では、次の2パターンが定められていることが多いです。

  • 事故など契約者過失での故障
  • 自然発生による故障

事故など契約者の過失の場合

事故など契約者の過失で故障してしまった場合、原則として修理費用は契約車本人が負担します。任意保険の車両保険に加入していれば修理費用を補償してもらえることもあるので、契約内容を確認してみてください。リース契約によっては、任意保険もリース料金に含めることが可能です。

多少の傷であればリース会社にバレないのではと考えるかもしれませんが、契約満了時にはプロが車両の隅々まで確認します。多少の傷や凹みであれば残価が下がらず、追加費用が発生しないこともありますから、正直に申告するようにしましょう。

自然発生による故障の場合

自然発生してしまった故障については、リースプラン料金内で修理してくれる会社もあります。たとえばタイヤパンクやバッテリー上がりへの対応費用はリース会社負担のケースが多いです。

また、タイヤやブレーキパットの摩耗は故障ではありませんが、自然損耗するものです。これら消耗部品の交換費用については、契約するリースプランによって負担者が異なることも知っておきましょう。

ただし契約プランによって異なる

契約者過失や自然発生による故障、くわえて消耗部品の交換費用負担は、それぞれのリース会社の契約プランによっても異なります。リース契約のプランは、大きく分けると次の2通りです。

  • ファイナンスリースプラン
  • メンテナンスリースプラン

これらリースプランの特徴を知らないと、リース契約期間中に思わぬ費用を請求されるかもしれません。リース契約前に、それぞれのプランの特徴を知っておきましょう。

ファイナンスリースプラン

ファイナンスリースとは、車両そのものを貸す性質が強い契約形態です。車両取得費用や登録手数料、自賠責保険などはリース料金に含まれますが、定期点検や部品交換など車両維持に関わる費用は含まれません。

車両取得に重きを置いているため、ファイナンスリースでは修理費用は契約者負担となることが多いです。通常使用で発生する消耗や摩耗による修理も、契約者が支払うことになります。

メンテナンスリースプラン

メンテナンスリースは車両維持に関わるサービスまで含んだ契約形態です。車両取得に関わる費用はもちろん、メンテナンスについてもリース会社が責任を負います。タイヤやバッテリー交換をはじめ、通常使用で発生した故障についてもリース料金内で対応してもらえることが特徴です。

なお、メンテナンス費用がリース料金に含まれるため、月額費用はファイナンスリースより高くなることは覚えておきましょう。ファイナンスリースプランと料金を比べる場合は、車検や定期点検、故障時の費用負担まで加味することをおすすめします。

リース車を自己判断で修理した場合は?

軽微な故障の場合、自分で修理してしまうこともあるかもしれません。しかし、リース車両を自己判断で修理すると、契約違反を指摘される可能性が高いです。リース車両の修理については、あくまでもリース会社が管掌しています。

また、車両の所有者もリース会社です。カー用品で簡単に修理できるような場合でも、まずはリース会社に連絡して指示を仰いでください。

まとめ

リース契約している車両の所有者は、あくまでもリース会社です。そのため仮に車両が故障してしまった時は、自分で勝手に修理するのではなく、リース会社に連絡して指示に従いましょう。勝手に修理すると契約違反を指摘されることもありますので、注意してください。

また、リース車両の修理費用は、原則として契約者負担です。もし自然発生的な故障の修理費用についてもリース料金内に含めたい場合は、メンテナンスリースプランで契約しましょう。メンテナンスリースであれば修理費用だけではなく、消耗品交換や車検代金も月額費用内に含められるため、より家計管理しやすくなります。

車の運転に自信があり、月額リース料金をなるべく低く抑えたい場合はファイナンスリースがおすすめです。新車リースの場合は残価も気にして乗る必要があるため、注意してください。

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