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車のサブスクはカスタム(改造)してもよいの?認められる条件を解説

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2024/03/11

車のサブスクリプションサービスであれば憧れの高級車でも手ごろな月額費用で乗れるため、利用を検討している車好きの方も多いかもしれません。しかし、サブスク契約の車両はカスタム(改造)してもよいのでしょうか。

この記事では、サブスク車両のカスタム(改造)に対する基本知識と注意点、認められる条件について解説します。サブスク車両をカスタムしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

車のサブスクはカスタム(改造)してもいい?

車のサブスクリプションサービス(リース契約)で使用する車両は、カスタム(改造)しても問題ないのでしょうか。最初に、サブスク車両とカスタムにまつわる基本情報を紹介します。

基本的には禁止されている

原則として、サブスクリプション契約している車両のカスタム(改造)は禁止されています。車のサブスクの契約形態として車両保有者はサービス事業者であり、利用者はあくまでも車両を借りていることになります。車両は他人の持ち物ですから、勝手にカスタム(改造)することは許されません。

改造する場合は「原状回復する」ことが前提

なかには車両改造を認めているサブスクリプションサービスもあります。ただし、改造する場合は「原状回復する」ことが前提です。あくまでも借りている車両ですから、返す際には元々の状態に戻すことが求められます。

車のサブスクのカスタムが禁止されている理由

車のサブスクリプションサービスでカスタムが禁止されている理由としては、次の2点が挙げられます。

  • 残価を守るため
  • 傷や跡が残った場合は価値が下がるため

これらの背景を理解し、車両の無断改造は慎みましょう。

残価を守るために禁止している

車のサブスクリプションサービス(カーリース)では、車両に残価が設定されています。残価とは、契約満了時に見込まれる車両価値のことです。たとえば車両価格が300万円、残価が100万円の場合、単純に計算すると差し引き200万円を契約月数で割ることで月額費用が定まります。(実際にはメンテナンス費用や自賠責保険費用も加味されます)

このように残価設定を加味してサービス費用が算出されるため、車のサブスクでは月額費用が低額に抑えられているのです。ただし、この残価はカスタマイズしないことを前提に算出されます。カスタムされて残価を下回ってしまうとサービス事業者としては損をすることから、サブスクの車両は改造が禁止されています。

傷や跡が残った場合は価値が下がるため

すぐに着脱できるカスタムパーツであれば、残価に影響しないと考える方もいるかもしれません。しかし、着脱時に誤ってキズをつけてしまうと、やはり残価を下回る危険性があります。そのため、どんなに簡単なカスタマイズであっても禁止しているサブスク事業者も多いです。

車のサブスクのカスタムが認められる条件

原則として禁止されているサブスクリプション契約の車両カスタムですが、次のようなケースでは認められる可能性があります。

  • リース会社が必要と判断した場合
  • 車がもらえるプランのサブスクの場合

どうしてもカスタマイズしたい場合は、上記のケースに該当しないかサービス事業者に確認してみてください。

リース会社が必要と判断した場合

リース会社(サブスク事業者)が必要だと判断した場合は、カスタムが認められます。たとえば契約期間中に身体障害が発生してしまい、安全性の観点から車両を改造しなければならないケースでは、カスタムの許可が出る可能性が高いです。

車がもらえるプランのサブスクの場合

契約終了後に車両がもらえるプランの場合はそもそも残価が設定されておらず、カスタムしても問題ないケースが多いです。契約期間が終われば自分の所有物になるわけですから、改造・カスタムしても差し支えありません。

カスタムが認められた場合の基本的な条件

車のサブスクリプションサービスでカスタムが認められたとしても、次のような条件が付けられることが多いです。

  • 純正のオプションで変更する
  • 保安基準に適しているカー用品を使用する

後々問題にならないよう、この2点には注意してください。

純正のオプションで変更する

さまざまなカスタマイズパーツが販売されていますが、基本的には純正オプションを使用しましょう。純正パーツであればメーカー保証が受けられるケースが多いですし、原状回復も容易です。

保安基準に適しているカー用品を使用する

保安基準に適合しているパーツを使用することも重要です。保安基準とは道路運送車両法で定められている基準で、車に安全に乗るために守らなければならない決まりともいえます。保安基準に適合していないことは、違法なカスタマイズにもなりますから、カー用品を選ぶ際はご注意ください。

車のサブスクを許可なしにカスタムした場合は?

もしサブスクリプション契約している車両を許可なくカスタムしてしまうと、次のような問題が発生します。

  • 違約金が発生する
  • 買取が必要になる場合がある

思わぬ費用を請求されないためにも、カスタムには十分に注意してください。

違約金が発生する

サブスクリプション契約では車両カスタムが認められていませんから、許可なく改造すると契約違反によって違約金が発生する可能性が高いです。

買取が必要になる場合がある

違約金の支払いとは別に、車両を買い取らなければならない可能性もあります。カスタムした車両はほかの人へ貸し出せず、中古車としての価値も下がってしまうためです。

原状回復できれば認められる場合も

仮にサブスクリプション契約の車両をカスタムした場合でも、原状回復できれば問題ないケースもあります。契約時と同じ状態で返却できる範囲でカスタムすることが前提なため、ハードなカスタマイズは避けましょう。

車のサブスクをカスタムする場合の注意点

サブスクリプション契約している車両をカスタムする場合は、次の2点に注意してください。

  • 事前にカスタムの可否を確認する
  • 違法性のあるカスタムはNG

それぞれの詳細は次のとおりです。

事前にカスタムの可否を確認する

もしカスタマイズしたい場合は、事前にサービス事業者にカスタム可否を確認してください。あくまでも車両所有者はサービス事業者ですから、トラブルを避けるためにも事前許可は必須です。

可能な場合も条件や許容範囲を確認

カスタムを許可された場合も、条件や許容範囲を確認しましょう。認識の違いからトラブルになる可能性もありますから、考えているカスタム内容は詳細に伝えるべきです。

違法性のあるカスタムはNG

サービス事業者からカスタムを許可されたからといって、違法性のあるカスタムはNGです。車両の安全性を保つために、あくまでも法律の範囲内でカスタムしましょう。

まとめ

サブスクリプションサービスの車両は原則としてカスタマイズしてはなりませんが、事前に許可を取ることで許されるカスタム・改造もあります。どうしてもカスタマイズしたい場合は、必ず事前に確認しましょう。

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