2024/04/30
車好きの方であれば、SUVに憧れている方も多いのではないでしょうか。SUVには非常に多くの種類があるため、どの車種に乗ろうか迷ってしまうこともあるでしょう。この記事では、SUVの種類やサイズ別の特徴、選び方について詳しく解説します。SUVに乗ろうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
まずはSUVの概要について紹介します。SUVは「Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」の略称で、その名のとおりスポーツ用途の多目的車のことです。日本語では「多目的スポーツ車」とも呼ばれます。
SUVに厳格な定義はありませんが、車高・最低地上高が高く、収納スペースが広いことが特徴といえるでしょう。セダンやワゴンは自動車の構造上の分類ですが、SUVは用途による分類です。スポーツ目的としつつも、実際にはレジャーやアウトドア、もちろん日常使いにも便利な車種が多いことを覚えておきましょう。
SUVのボディタイプは、次の2種類に大別されます。
それぞれの特徴やおすすめの用途は次のとおりです。
クロスオーバーは街乗りに適した都市型のSUVです。一般的な乗用車と同じくモノコック構造のボディであることが多く、市街地でも快適に走行できます。もちろんSUVですから、悪路走行も可能です。街乗りからアウトドアまで、幅広い用途に使用できる種類がクロスオーバーSUVともいえます。
クロスカントリー(クロカン)とはオフロード走行のことです。クロスカントリーSUVはオフロードでの走行にも耐えられるよう、頑丈なボディをしています。先述したとおり一般的な自動車のボディはモノコック構造が採用されていますが、クロスカントリーSUVはラダーフレームというボディ構造であることが多いです。
クロスカントリーSUVはボディが頑丈で四輪駆動である車種が多いため、砂地、雪道など未舗装路での使用に適しています。未舗装路での使用を前提に、車高が高いことも特徴です。
SUVはクロスオーバー・クロスカントリーという分類だけではなく、サイズによってさらに次の4種類に分けられます。
それぞれのサイズの特徴やメリット・デメリット、どのような車種が該当するのかまで詳しく解説します。
ボディサイズが5.0m以上あるSUVは、フルサイズSUVに分類されます。ランドクルーザー(トヨタ)やランドクルーザープラド(トヨタ)、それからGLS(メルセデスベンツ)が代表例です。
フルサイズSUVは見た目が大きく、まさにSUVという風貌から人気を集めています。車内が広く後部座席にも余裕があることから、大人数でのドライブでも苦になりません。ただし、車体が大きいことから、運転には技術が求められます。駐車やすれ違い時にプレッシャーを感じる方にとっては、車体の大きさそのものがデメリットになるでしょう。
ミドルSUVは運転しやすいサイズ感で、はじめてSUVを買う方にもおすすめです。代表的な車種としてはハリアー(トヨタ)やフォレスター(スバル)、アウトランダーPHEV(三菱)、輸入車ではGLCクラス(メルセデスベンツ)が挙げられます。
フルサイズSUVよりは小さいものの、コンパクトSUVよりは豪華に仕上げられている車種が多く、市街地でも走りやすい大きさが特徴です。
全長4.5m未満になると、コンパクトSUVに分類されます。ヴェゼル(ホンダ)やヤリスクロス(トヨタ)、ジムニーシエラ(スズキ)が代表例です。輸入車ではT-Cross(フォルクスワーゲン)やQ2(アウディ)が挙げられます。
SUVの中では小回りが利きやすく、車体感覚が掴みやすいことが特徴です。狭い道でもストレスなくすれ違えるでしょう。また、フルサイズSUVと比べると税負担が軽いこともポイントです。
軽自動車のSUVは軽SUVと呼ばれ、小さいながらもオフロード性能を有していることが特徴です。税負担も軽自動車ですから、ランニングコストの負担も大きくありません。代表的な車種としてはハスラー(スズキ)やタフト(ダイハツ)、パジェロミニ(三菱)などが挙げられます。
さまざまな車種・サイズがあるSUVですが、その魅力としては次のような要素が挙げられます。
SUVの購入に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
SUVは走破性が高いため、雪道や未舗装路など悪路でも走りやすいことが特徴です。悪条件を走ることは少ないかもしれませんが、アウトドアやキャンプの際には重宝するでしょう。
SUVは積載性能にも優れているため、日常での実用性・利便性が高いこともポイントです。フルサイズSUVやミドルSUVであれば、セダンタイプを比べてもたくさんの荷物を載せられます。
SUVの特性としては、運転席からの視点が高く見通しがいいことも挙げられます。開放感もあるため、長時間のドライブでも疲れを感じにくいことも特徴です。
SUVは人気の車種が多いため、他の車種と比べてリセールバリューが高い傾向にあります。購入価格は高額になるかもしれませんが、リセールバリューを考慮すると実際の負担は少ないことも多いです。
SUVには魅力も多くありますが、その反面として次のようなデメリットを感じる方も少なくありません。
SUVを購入する際は、これらのデメリットに留意してください。
SUVはオフロード性能を高めるために車高が高く設計されているため、一般的な車と比べて乗り降りがしづらいかもしれません。とくに子どもやお年寄りが乗車する際は、ケガをしないように注意してください。
SUVは大型な車両が多いため、車両価格・維持費が高い傾向にあります。車両価格はもちろんですが、燃費や税金についても見越して購入してください。費用を抑えてSUVに乗りたい場合は、コンパクトSUVや軽SUVがおすすめです。
車体が大きくなれば大きくなるほど、取り回し性は劣ります。フルサイズSUVに憧れている方も多いかもしれませんが、自分の運転技術に見合った車種を選ぶことが重要です。運転に不安がある方は、まずは試乗してみることをおすすめします。
運転に自信がある方も、数か月単位で車両を借りてみるといいでしょう。月額制カーレンタル「ジャーマン・ファクトリードライビングクラブ(GFG Driving Club)」ではGLA250 4M(メルセデスベンツ)やPassat All Track Advance 4Motion(メルセデスベンツ)などSUVもラインナップしているため、ぜひご利用ください。
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ここまで紹介したSUVのメリット・デメリットをふまえて、実際に購入する際は次の3つのポイントを意識してみてください。
選び方のポイントについて詳しく解説します。
まずは日常使いかアウトドア用かで選んでみてください。アウトドア用がメインであれば好きな車種を選んでも問題ありませんが、日常使いの場合は駐車場や通勤経路のことまで考慮しなければなりません。街乗りが多い場合や、コンパクトSUVや軽SUVを選んだ方がいいでしょう。
燃費の良さも重要です。車体が大きければ、それだけ必要なガソリンも増えることは覚えておきましょう。最近ではハイブリッド車のSUVもあるので、燃費性能や要確認です。
乗車人数に合わせて選ぶことも考えられます。コンパクトSUVや軽SUVでは4~5人しか乗車できませんが、フルサイズSUVでは7人以上乗車できる車種も多いです。(ランドクルーザーは最大8人乗り)
一口にSUVといっても、ボディタイプやサイズによって次のような種類に分けられます。
それぞれ特徴や向いているシーンは異なりますから、この記事で紹介した内容を参考にしてみてください。「ジャーマン・ファクトリードライビングクラブ(GFG Driving Club)」ではメルセデスベンツやフォルクスワーゲンといった高級輸入車のSUVもラインナップしています。クレジットカードを登録するだけで気軽に利用できますから、SUVに憧れている方はぜひお問い合わせください。
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